家族4人で涸沢テント泊!初心者が気をつける『衣・食・住』のポイント

上高地、穂高連峰、涸沢

 

登山・テント泊に関して超初心者アキラッチョですが、子供が夏休みに入ると同時に家族4人で「上高地」から「涸沢(からさわ)」までのトレッキングにチャレンジしました。

そして標高2,310mの「涸沢」でテント泊し、翌日は雨の中を下山してきました。

 

何もかもが初めての経験で、ガイドブックやネットで調べて”手探り”の登山テント泊でした。

そして実際挑戦してみて、わかったことや学べたことがたくさんありました。

今回は「涸沢」でのテント泊で学んだ「初心者が気をつけるポイント」を「衣・食・住」の3つに分けて紹介していこうと思います。

 

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「衣」

7月下旬、日本が最も暑くなる季節ですが、標高1,500mの上高地は全然涼しいです。

上高地の7月の平均気温ですが、最高気温は20℃くらいで、最低気温は12℃前後のようです。

 

上高地から涸沢へ登る時の服装ですが、半袖・短パンの軽装でスタートしました。

幸い天気もよく、登りの時は終始快晴でした。

涸沢付近になると雪が残っていて、風もだんだん冷たくなってきますが、薄手のパーカーが一枚あれば大丈夫です。

子供達は最後の涸沢まで、半袖・短パンで元気よく登りました。

 

涸沢に到着したのは午後3時でしたが、風が冷たくてかなり肌寒くなります。

子供たちには念のためにライトウォームパーカー®︎(ユニクロ)を着せましたが、僕と家内はテント設営などの作業もあったので、薄手のパーカーを羽織るくらいで大丈夫でした。

テントの中に4人で入れば、天気もよかったので半袖じゃないと暑いくらいです。

 

夜寝る時の服装ですが、半袖シャツを着替えて、下はウインドブレーカーのパンツに履き替えました。

シュラフ(寝袋)は結構薄めのもので、気温15℃まで対応のものでした。

寒かったらダウンを着込んで寝たらいいかな?と思っていましたが、そのまま半袖シャツで眠ることができました。

ちなみに子供たちは、半袖+短パンで寝てました。

さすがに深夜は少し寒かったような記憶がありますが、薄手のシュラフでも家族4人で寄り添って寝れば、寒くて眠れないということは全くありませんでした

 

翌日はあいにくの雨でした。

さすがに少し冷え込みが強くなったので、ウインドブレーカーのパンツを履いたまま、上はウルトラライトダウン®︎(ユニクロ)を合羽(カッパ)がわりに着て、雨が降りしきる中を下山しました。

 

家族で初登山ということで、登山グッズを全て完璧にそろえることができませんでした。

次に登山をすることがあれば、やはりきちんとした合羽は絶対に必要だと痛感しました。

僕も家内もウルトラライトダウンを合羽がわりにして、傘をさしての下山でしたが、ダウンコートが濡れるとすごく重くなって大変でした。

 

子供達は100円ショップで買った合羽を着せました。

背負って行ったのは普通のリュックサックだったので、ザックカバーなど洒落たものがなくビニール袋を被せて濡れないようにしました。

 

雨なんか降らないだろう!

ヒマラヤに登るわけじゃないから、折り畳み傘で十分だろう!

子供なんかすぐに大きくなるから、リュックと100円合羽でいいだろう!

 

このノリがやっぱりダメでしたね(笑)

雨が降らない可能性があっても、いざという時のために合羽だけはきちんとしたものを用意しなければ!と反省しました。

 

「食」

次は「食」です。

まず初日の昼食ですが「おにぎりにしたご飯」と「レトルトカレー」でした。

 

キャンプ、カレー

 

一番最初に食べてなくなるものなので、子供達(小4・小2)に運んでもらいました。

徳沢」で昼食休憩をしたのですが、水道があって飲料水も手に入り、食器も洗うことができたのでよかったです。

子供達の荷物も徳沢のランチで、かなり軽くしてあげることができました ^ ^

 

徳沢」を出てから「横尾」そして「本谷橋」でも軽食を摂りました。

ただ歩いているだけなのですが、結構エネルギーを消耗します。

エネルギーを補給するのに「アメ」を持って行ったのですが、やはり満腹感を得るには少し物足りません

持って行ってよかったな〜と思った軽食が「パン」でした。

 

少しかさばるのですがザックの上の方に入れておけば潰れることはなく、軽くてしかも食べた時の満足度はアメなんか足元にも及びません!

いよいよラストアタック!という「本谷橋」のところで食べたデニッシュパンのことは・・・一生忘れません!

あとは「ポークソーセージ」も重宝しました。

子供も一緒に登山となると、やはり「食べた時の満足感」が要求されます。

 

午後3時、なんとか目的地の「涸沢」に到着しました。

テントを設営し一息ついたところで、子供達はすでにお腹を空かしていました。

ツバメの子が「ピーっピーっ!!」って鳴いて、エサを求めてくるような感じです。

 

少し早かったのですが、夕食を作ることにしました。

夕食のメニューは「焼肉」「焼きおにぎり」「インスタントラーメン」の3品です。

肉は事前に買っておいた「ハラミ600g」を冷凍しておいて、これまた冷凍した「おにぎり」と一緒に保冷袋へ入れて、家内が持って上がりました。

涸沢に到着する頃にちょうど完全に解凍できていて、タイミング的にはすごくよかったのですが、肉を入れていたビニール袋が破けていて、おにぎりが血まみれになっていました(笑)

血まみれのおにぎりも焼けば食べれるだろう!ということで、まず焼肉から始めました。

 

涸沢、テント泊

 

ガスバーナーの火力は全く問題なくハラミをいい感じに焼いてくれます。

焼肉のタレは100円ショップで購入した小さなボトルに入れてきました。

この登山で用意した調味料は「焼肉のタレ」「」「塩胡椒」の3つですが、いずれも必要最小限に小分けして持って行きました。

とにかく荷物を「1g」でも減らすことを考えなければなりません。

 

順調にハラミが焼けてたので、横で「血まみれのおにぎり」も焼くことにしました。

しかし、ここで悲劇が起こったのです。

ハラミの血を吸い込んだおにぎりが、フライパンの上で徐々に崩壊し始めたのです。

血液で柔らかくなった部分から砕けていくような感じで・・・。

ひっくり返して両面を固めようと(うちの家内が)悪あがきしましたが、結局バラバラになってしましました

 

涸沢、テント泊

 

まあ・・・チャーハンみたいにしたら・・いんじゃない?

そ、そうしよう・・・せっかく頑張って持って来たし・・・。

「ピーっピーっ!!」(お腹減ったーっ!!)

 

血まみれのおにぎり」は「焼肉のタレチャーハン」へと姿を変えましたが、それなりにすごく美味しかったです。

あとはインスタントラーメンですが、お湯があっという間に沸くので、簡単に素早く(そしてキレイに)作ることができて、超オススメです。

 

焼肉ラーメン、そしてチャーハンを食べながら、大人はビール子供達はジュースを飲みました。

山の斜面には雪が残っていたので、ビニール袋に入れてキンキンに冷やすことができました。

この「乾杯!」のために持って上がった飲み物の重さは・・・

 

***************

✔︎ 缶ビール:350g × 2 = 700g

✔︎ オレンジーナ:420g × 2 = 840g

✔︎ ウイスキー:100g

***************

✔︎ 合計:1640g

 

になります。

登山というものは「1g」でも荷物を軽くするのが基本ですが、絶対に山の上での乾杯は譲れない!という信念で、頑張って持ち上がりました。

しかし、テントを設営した「涸沢ヒュッテ」というところには・・・

 

涸沢、涸沢ヒュッテ、売店

 

普通に売店がありました(汗)

缶ビール350mlですが、さすがに割高の500円になります。

しかし、あの荷物の重さのことを考えると、350gという「軽さ」を500円で買うべきだったと非常に後悔しました。

それ以前に、そんな売店があることをきちんと調べていなかったことを後悔しました。

子供達のジュースも売ってます。

生ビールも飲むことができるし、ボトルワインも普通に売ってました(汗)

 

「食」に関する反省点としては、涸沢でテント泊をするのであれば、ビールやジュースを無理して持って行かないということに尽きます。

それくらい荷物の重さというものを、もっともっと突き詰めて考える必要があるのだということがわかりました。

お金で買うことができるものは、なるべくお金で解決した方がよいです。

(世の中、お金がすべて!ってことじゃないですよ)

 

翌朝は「麦芽パン」「目玉焼き」、温めるだけの「ミニハンバーグ」、そして「インスタントラーメン」を食べました。

スタバのドリップコーヒーを飲みながらの朝食は、本当にホッとしました

涸沢はいくらでも無料で「飲料水」が手に入るので助かります ^ ^

 

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「住」

最後は「住」ですが、涸沢ではテント設営に一泊で一人につき1000円かかります。

払ったお金が3,000円だったので、小学生は半額だったのでしょうか。

疲れていたので、きちんと確認せずにお金を払いました。

 

わざわざテントを持って上がらなくても、テントシュラフ(寝袋)などはレンタルできます

また「涸沢ヒュッテ」という宿泊施設もあるので、最小限の荷物でトレッキングすることも可能です。

 

早速テント設営場所を探すことにしました。

涸沢の傾斜はとても緩やかで、テント設営しやすいように平地にしてくれています。

僕たちが到着した午後3時には、すでにたくさんのテントが設営されていました。

 

涸沢、テント

 

雪道や岩道を転ばないように気をつけて歩きながら、4人用のテントが設営できる場所を探しました。

雪の上や岩の上にテントを設営している人もたくさんいました。

しばらく奥に進むと、涸沢からの景色を一望できる、すごくいい場所を見つけることができました。

トイレや水場から結構遠かったのですが、少し大きめの4人用テントを設営するには最高の場所でした。

 

石ころなどを取り除いて整地し、早速テントを設営しました。

風が非常に強かったので、料理をすることになるテントの入り口が、風が吹いてくる方向と反対側になるようにしました。

 

涸沢、テント

 

見晴らし最高!!

今回購入したテント(ダンロップVS-40)の居住性も非常によかったです。

 

残念ながら夜になると雨が降ってきたので「満天の星空」を見ることができませんでした。

寝相の悪い子供達に蹴飛ばされながらの一晩になりましたが、それも大切な思い出の1ページになりました ^ ^

 

涸沢テント泊【まとめ】

今回は「涸沢」でのテント泊で、初心者が気をつけるポイントを「衣・食・住」の3点に注目して紹介してきました。

ここで紹介しきれなかったピットフォールもたくさんあるのですが、最後に「登山・テント泊」を行う上で「あれば超便利な3つの必須アイテム」を挙げてみます。

 

大小のビニール袋

ヒモ

折りたたみ傘

 

以上3点が、初心者アキラッチョおすすめの必須アイテムです!

 

子供と一緒に登山する場合、汚れ物やゴミが結構出ます。

またできるだけ子供の荷物を軽くするために、荷物を小分けにしたりする必要もあります。

そんな時に役に立つのが「大小のビニール袋」です。

ビデオカメラやシュラフなど濡れると困るものを、急な雨から守ることもできます。

 

またザックに入りきらない荷物を、外からくくりつけることができる「ヒモ」も、必須アイテムとして挙げました。

特に下山する時は、できるだけ子供の荷物を軽くしてやる必要がありますが、大人のザックはゴミとかでいっぱいになっています。(ゴミは全て持ち帰らなければなりません)

そんな時に、大人のザックに外からヒモでくくりつけることで、子供の荷物を運んであげることができます。

 

3つ目は「折りたたみ傘」です。

「登山中に雨」=「合羽(カッパ)」

というイメージがありますが、合羽を着て登山するのって結構暑くなるし、汗もかいて臭くなるので大変です。

ここで登場するのが「折りたたみ傘」です。

ちょっとした雨ならわざわざ合羽を着るまでもなく、パッと傘をさせばやり過ごすこともできます。

登山とは言ってもヒマラヤとかに登るレベルではないので、普通の大人であれば傘で十分です

もちろんザックにはザックカバーをかけておく必要はあります。

 

折りたたみ傘の中でもウォーターフロントの超薄型折りたたみ傘を使いました。

非常に小型で薄くて全然かさばりません。

今回の登山用に購入しましたが、これからも重宝するアイテムになりそうです ^ ^

 

***************

 

みんなヘトヘトになって、雨の中をなんとか下山することができました。

今回の登山旅行の2泊目は、上高地にある山の旅舎 五千尺ロッヂというホテルを予約していたのですが、びしょ濡れのアキラッチョ達を嫌な顔一つせずに「笑顔」で迎えてくれました

宿泊前日でも、登山に必要のない荷物を預けることもできます

上高地のホテルは結構宿泊代が高いのですが、その中でもリーズナブルなホテルでした。

登山・テント泊がかなり過酷だったので、本当に天国のようでした ^ ^

上高地への家族旅行を考えている方には、本気で勧めたいホテルです♪

 

それではまた!

 

上高地、穂高連峰、涸沢