ニューヨークの超本格派ベイクショップと同じ焼き菓子を作る!知育のためのお菓子作り♪
お菓子作りは手先を使った細かい作業が必要なので、脳の活性化につながります。
また材料や道具をそろえたり下準備をすることは、計画を立てることの重要性を学ぶことができます。
今回は知育の一環として、我が家で取り組んでいる超本格派のお菓子作りの話になります。
お菓子作りは”知育”だけでなく”認知症の予防効果”も期待できそうなので、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒にお菓子作りするのもよさそうですね♪
スポンサーリンク
お菓子作りでどんな知育効果が得られるの?
スーパーのお菓子売り場に行けば様々な種類の「知育菓子」が並んでいます。
”元祖”知育菓子といえばクラシエフーズの「ねるねるねるね」ですが、最近ではラーメンやお寿司、そしてたこ焼きなど本当にいろんな種類の知育菓子があります
知育菓子は実際に自分で作って食べることができるので、作っている時は結構楽しいのですが、味が全然美味しくないのはご存知の通りです(笑)
だったら本物のお菓子を作った方がいいですよね?
わざわざ美味しくないものにお金を払って、作って満足だけってもったいなさすぎます!
本物のお菓子を作る過程では、非常に細かい手作業が必要なので手先が器用になります。
また指先を使うので脳の働きの活性化にもつながります。
またお菓子をゼロから作っていくので、準備の大切さや計画性が自然と身につき、独創性を伸ばせたり創造力を鍛えるトレーニングにもなります。
知育菓子に比べて圧倒的に知育効果があるし、もちろん圧倒的に美味しいです!
そんな理由で、我が家ではお菓子作りを知育の一環として取り入れているのです ^ ^
小学2年生にラズベリー・リッチバニラブントケーキを作ってもらおう!
せっかくお菓子を作るのなら、超本格派のお菓子を作ろう!ということで、ニューヨークの超本格派ベイクショップ「エイミーズ」の焼き菓子を作るようにしています。
参考にしているテキストは『エイミーズ・ベイクショップの焼き菓子』という本で、写真が多くて手順の説明も非常にわかりやすいので、すごく重宝しています。
実は今回で9回目になるのですが、うちの子(小学校2年生)でも漢字の読み方さえ教えてあげれば、超本格派の美味しい焼き菓子を毎回作ることができています。
今回チャレンジしたのは「ラズベリー・リッチバニラブントケーキ」です♪
まずはクリームチーズ(100g)と食塩不使用のバター(140g)を室温でやわらかくしておきます。
15分もあれば、ハンドミキサーで混ぜることができるくらい十分やわらかくなります。
今回はくるみ(通常30gですが、今回は少し多めにアレンジしました)も入れるので、香ばしさや風味をよくするために、あらかじめ”から焼き”をしておきます。
から焼きの方法ですが、天板に並べて150度のオーブンで10分焼きます。
またフライパンで油をひかずに弱火で炒っても大丈夫です。
から焼きをした後で、好みの大きさに荒く砕いておきましょう。
薄力粉(150g)と塩(ひとつまみ)を混ぜて、ふるいにかけておきます。
薄力粉は粘りの元になるグルテンの含有量が少ないので、お菓子が軽く仕上がる特徴があります。
そしてこちらはバニラビーンズです。
高価な素材なのでバニラエッセンスで代用してもよさそうですが、子供の頃からできるだけ本物の素材に接する機会を作ってあげることは、知育にとって重要です。
スプーンで刮ぐようにして小さな実を集めるのですが、バニラの甘い香りがどんどん広がってきます♪
ボウルに卵2個と先ほどのバニラビーンズを入れ、ハンドミキサーでしっかりと混ぜておきます。
そしてブント (直径20cmサイズ)の準備です。
アメリカではポピュラーなリング状の型ですが、シフォンケーキ用の型(直径17cmサイズ)でも大丈夫です。
内側に食塩不使用のバターを塗って、薄力粉を茶こしでまぶし、余分な粉をはたいたら下準備完成です。
子供とのお菓子作りで重要なことは、以下の3点になります。
① 分量を正確に測る(目分量は禁止!)
② 下準備をきちんとしてから次の段階に進む
③ もし間違えても決して怒らない
一つ一つの行程を、暖かい目で見守ってあげる必要があります ^ ^
下準備が整ったところで、室温でやわらかくなったクリームチーズとバターをハンドミキサーでよく混ぜます。
混ぜる時のコツですが、低速で羽根をボウルの底から離さず、大きくゆっくりと動かすことで上手く混ぜることができます。
続いて、先ほどの卵とバニラビーンズを混ぜたものを・・・
と言いたいところなのですが、さっそく間違えてしまいました(笑)
きちんとテキストを読みながらでないと、間違いが起こってしましいます!
この時も決して怒らずに、何がダメだったのかを一緒に考えてあげましょう ^ ^
正しい順番は、先にグラニュー糖(180g)を加えて、ふわふわになるまでハンドミキサーで混ぜるというのが正解でした。
そのあとで卵とバニラビーンズを混ぜたものを2回に分けて投入し、その都度ハンドミキサーの低速で全体がなじむように混ぜていきます。
そしてよく混ざったら、次は薄力粉を投入します。
最初はゴムべらですくい混ぜをします。
粉っぽさがなくなってくれば、最後はハンドミキサーの低速で30秒ほど混ぜておきます。
生地の準備ができたら、冷凍ラズベリー(70g)と”から焼き”して粉砕しておいたくるみを加えます。
そして均一になるように、ゴムべらで丁寧にすくい混ぜします。
テキストではホワイトチョコチップ(40g)も加えるようになっていましたが、今回はラズベリーとくるみだけにしてみました。
ブントケーキを作る基本さえ覚えておけば、トッピングするものは自分でアレンジすることができるのも大きな魅力です。
型に入れて、ゴムべらで表面を整えます。
底の空気を抜くために、台の上にタオルを敷いて何回か軽く落とします。
そして140度のオーブンで50分間焼きます!
***************
ケーキが焼けるまでの時間は、使った道具を洗ったり、材料の片付けなど全て子供にしてもらいます。
いつも決まった場所に片付けておくことで、次のお菓子作りをスムーズに進めることができます。
また自分で片付けをするので、道具や材料の場所を覚えておくこともできます。
そうこうしていると、オーブンの方からバニラビーンズのなんともいえない”あま〜い香り”が漂ってきます・・・。
そして、お待ちかねの50分が経過しました♪
ラズベリー・リッチバニラブントケーキの完成です!
ああぁぁ、美味しそう!!
すごく甘くて美味しそうな香りがキッチンいっぱいに広がります ^ ^
すぐにでも食べたいのですが、ここで焦ってはなりません(汗)
この時のポイントは、型に入れたまま完全に冷ますことです。
まだか、まだかと冷めるのを心待ちにしました。
待つこと約3時間、完全に冷めたことを確認し、ブント型をひっくり返してケーキを取り出しました!
ラズベリー・リッチバニラブントケーキの全貌です!
このブント型が最高ですね♪
めちゃくちゃ美味しそうです!
早速、自分のケーキを切り出してみました。
ラズベリーがこんなに入ってます!
ケーキはしっとりとしていて、濃厚な美味しさがギューっとつまっていました!
香ばしいくるみと、ジューシーなラズベリーが最高です!
今回のお菓子作りも上出来でした ^ ^
スポンサーリンク
ニューヨークの超本格派ベイクショップの味を家庭で作れる本!
せっかく子供にお菓子作りをしてもらうのであれば、いい素材を使った本格的なお菓子を作ってもらいたい!
ということで、ニューヨークの超本格派ベイクショップの味を家庭でも作ることができる『エイミーズ・ベイクショップの焼き菓子』という本を使っています。
気になる本の中身ですが、まず最初に必要な材料や型の紹介から始まり、あると便利な道具やベイク作りに共通したポイントを丁寧に解説してくれています。
そしてお菓子の作り方ですが、ステップバイステップで写真が載せられていて、解説もシンプルなので小学生でも非常にわかりやすい内容になっています。
あくまでも本格派ベイクを作るのが目的の本なので、例えば「モラセス」など普通のスーパーでは売っていないような材料が必要になることもありますが、きちんと計画的に材料集めをするのも”知育”の一環になります。
あとは小学校低学年のお子さんにとっては漢字が難しいので、お父さんやお母さんが一緒に読んであげる必要があります。
それも親子のコミュニケーションを深めるのに役立ちそうですね ^ ^
『エイミーズ・ベイクショップの焼き菓子 』は、アキラッチョおすすめのお菓子作り本ですよ〜♪
それではまた!