地球がマジで危ない!地球温暖化についてみんなに知ってもらいたいこと

地球温暖化

 

世界の平均気温は過去100年間で0.74℃も上昇していて、地球温暖化の速度は近年になるほど加速しています。

長い地球の歴史上でもこんなに短期間で気温が急激に上昇することは今までになく、世界中で様々な悪影響が出てきています。

今回は「脳の病気」ではなく「地球の病気」の一つである「地球温暖化」について、脳神経外科医アキラッチョが最近学んだことをまとめてみます。

見て見ぬふりをしてきた地球温暖化という問題ですが、自分たちの子供や子孫のためにも真摯に向き合っていかなければならない”最重要課題の一つ”だと思います。

 

スポンサーリンク

 

地球温暖化とは?

地球温暖化」とは「温室効果ガスなどが原因で、地球表面の大気や海の平均温度が長期的に上昇する現象」のことを言います。

地球温暖化の一番の原因である”温室効果ガス”ですが、主に次のものが挙げられます。

 

<温室効果ガス>

・CO2:二酸化炭素

・CH4:メタン

・N2O:一酸化二窒素

・SF6:六フッ化硫黄

・HFCs

 :ハイドロフルオロカーボン類

・PFCs

 :パーフルオロカーボン類

 

これらの温室効果ガスには、太陽によって暖められた地球の地表から、熱が逃げていくのとどめる働きがあります。

温室効果ガスのこの働きによって地表を暖かく保つことができているのですが、温室効果ガスが増えすぎてしまうと大気中にとどまる熱も増加するため、地球の温暖化が進むことになるのです。

ちなみに温室効果ガスの代表格であるCO2二酸化炭素)に注目すると、大気中の濃度がこの250年間でなんと35%も濃度が上昇しているということがわかっています。

 

CO2は、石油や石炭などの化石燃料を燃やすことによって発生します。

われわれ人類が快適で便利な生活を求め、自動車を乗り回したり、電気をたくさん使うことによって、待機中のCO2濃度がどんどん高くなってきているのです。

このまま大量にエネルギーを消費する社会が続くと、21世紀中に最高で6.4℃も気温上昇が起こると予測されています。

 

身近に迫る!地球温暖化の6つの脅威!

このまま地球温暖化が進んだ場合、2100年に地球の平均気温が約4.0℃2.4〜6.4℃上昇すると予測されていますが、そうなった場合に地球はどうなっているのでしょうか?

世界における地球温暖化の6つの脅威について、それぞれ解説していきましょう。

 

地球温暖化

 

① 海面上昇

海水が熱膨張(温度が上がり、体積が増える)や氷河が溶けて、海面が最大で59cmも上昇します。

さらに南極やグリーンランドの氷が溶けるとさらに海面が上昇するため、水没する地域が出てきます。

 

② 動植物の絶滅するリスクの増加

世界の平均気温が産業革命前より1.5〜2.5℃以上高くなると、調査の対象となっている動植物の約20〜30%で絶滅のリスクが高くなる可能性があると推測されています。

私たち人類も、熱中症や脱水症、それに伴う脳梗塞などで命を落とす人が増える可能性がありそうですね。

 

③ マラリア感染地域の増加

マラリアに感染する人は、熱帯や亜熱帯地域を中心に年間3億人近くいます。そのうち約50万人以上死亡している非常に危険な感染症です。

主に熱帯地域で猛威を振るっているマラリアですが、地球温暖化が進むとその感染リスクの高い地域が広がることになるのです。

日本でもマラリアに感染する人が出てくるかもしれません・・・。

 

地球温暖化

 

④ 異常気象の増加

極端な高温、熱波、大雨の頻度が増加し、熱帯のサイクロンが猛威を振るうようになります。

アメリカやヨーロッパなどでは大雨による洪水の被害にあうという一方で、別の地域では雨が全く降らなくなって干ばつや深刻な水不足を起こすような状況も見受けられます。

すでにこのような異常気象は世界各地で起こっており、決して将来の問題ではなくなってきています。

 

⑤ 食料不足

平均気温が3℃を超えて上昇した場合、食料生産量はかなり低下するということが予測されます。

また異常気象に伴う洪水や干ばつの被害に遭うと、さらに食料生産量が低下することで深刻な食料不足を引き起こすことになります。

 

⑥ 熱帯低気圧の強大化

地球温暖化によって、台風に代表されるような強い熱帯低気圧が今後も増加することが予測されます。

その結果、激しい暴風雨によって沿岸地域での被害が増加する可能性が高くなります。

異常気象による被害額と保険支払額ですが1960年代と1990年代を比較すると、被害額は7.9倍で、保険支払額は13.6倍になっているというIPCC(※)からの報告もあります。

 

※ IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change):気候変動に関する政府間パネル

 

温室効果ガスを排出しているものランキング・ワースト10!

地球温暖化の直接的な原因となっている”温室効果ガス”ですが、このガスは一体どこから排出されているのでしょうか?

ここでは温室効果ガスを排出しているものランキングを、10位から1位までの順に紹介していきます。

意外なもの(?)から温室効果ガスが排出されているのにビックリされるかもしれません!

 

地球温暖化

 

10位「ゴミ廃棄場」

10位はゴミ廃棄場で、腐敗した有機性廃棄物がメタンガスを発生させています。

またゴミを燃やせば二酸化炭素が発生します。

私たち人間が製造・消費し、捨てたもののほとんど全てのものから温室効果ガスを排出させているのです。

ゴミ廃棄場からの温室効果ガスの排出量は、全体の約3%を占めています。

 

9位「鉄鋼製造」

9位は鉄鋼製造です。

鉄鉱石の炭鉱から採掘し、輸送そしてその鉄鉱石を溶鉱炉で溶解し、鉄から鉄鋼にするまでの工程に多大なエネルギーを消費します。

温室効果ガスとしては主に二酸化炭素が排出され、全体の約3.2%を占めています。

 

地球温暖化

 

8位「飛行機」

飛行機からの水蒸気、一酸化窒素、エアロゾル、二酸化炭素の排出は、単に二酸化炭素だけが排出されるよりも2〜4倍ほど温室効果が強力になると言われています。

飛行機からの排気ガスが及ぼす温室効果は全体の約3.5%を占めており、今現在も急速に増加しています。

 

7位「セメント生産」

世界的な建設ブームによって、セメントの需要は高くなってきています。

セメント生産ではまず石灰岩を砕石し、非常に高い温度で石灰岩の処理が必要なため、多量のエネルギーを消費します。

世界中のセメント工場から排出される二酸化炭素の量は、温室効果ガスの排出量の約4%を占めています。

 

6位「家畜のゲップ」

6位はなんと”家畜のゲップ”です!

地球上のメタン排出量の約50%が牛をはじめ、豚・山羊・羊などの家畜のゲップに含まれるものなのです。

メタンは温室効果ガスとしては二酸化炭素の約20倍も強力な物質になります。

家畜のゲップに含まれるメタンは、温室効果ガス全体の約5.1%を占めています。

 

地球温暖化

 

5位「肥料生産・使用」

現代農業は肥料農薬に大きく依存していますが、これらの製品は原油や天然ガスを使用して製造されており、温室効果ガスの一つである一酸化窒素を多量に放出します。

一酸化窒素の温室効果は、二酸化炭素の約300倍も強力で、肥料生産によって発生する一酸化窒素は、温室効果ガス全体の約6%を占めています。

 

4位「石油・天然ガス生産」

石油天然ガスの抽出・精製には多大なエネルギーを必要とし、また同時に温暖化ガスのメタンを大気中に大量に放出することになります。

この石油・天然ガス生産による温室効果ガスの排出量は、全体の約6.3%を占めています。

いよいよ次からはベスト(ワースト)3になります!

 

3位「自動車の排気ガス」

第3位は自動車の排気ガスで、温室効果ガス全体の約13%を占めています。

自動車が開発されてから約100年、欧州では2040年を目処にガソリンから電気自動車へと転換が図られようとしています。

これによってガソリン向けの石油(約20〜25%)は大幅に削減しますが、一方で代わりになる電気を何で起こすかという大きな課題が残っているのです。

 

2位「森林伐採」

2位は森林伐採森林劣化による温室効果ガスの増加で、全体の約20%を占めています。

森林がなくなるということは二酸化炭素の吸収力が低下することになります。

また同時に森林に蓄積されていた大量の炭素やメタンが大気中に放出されることになり、二重の被害を引き起こすことになります。

 

地球温暖化

 

1位「火力発電所」

1位は火力発電所です。

石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料の燃焼による火力発電は、人間の活動の中でも最も多くの温室効果ガス(二酸化炭素)を排出しており、全排出量の約25%を占めています。

電気がないと生活はできません・・・。

今後、代替エネルギー化を図っていくことが、地球温暖化を防ぐために非常に重要なのです。

 

スポンサーリンク

 

地球温暖化を防ぐために私たちができること

現在、国民1人あたりが家庭から排出する二酸化炭素は1日平均で約6kgです。

少しでも温室効果ガスの排出を減らすために、自分でできる取り組みを一つ一つ積み重ねていく必要があります。

具体的な方法については次回の記事でまとめてみようと思います。

 

「脳の病気」も大切ですが「地球の病気」に関心を持つことはもっと大切です。

宇宙船地球号”の乗組員の一人として、環境問題もしっかり勉強していこうと思います ^ ^

 

それではまた!

 

地球温暖化