神社の正しい参拝の仕方をご存知でしょうか?初詣は正しい参拝をしてみよう!
神社の正しい参拝の仕方ってご存知でしょうか?
恥ずかしいことに、僕は最近になって初めて”正しい参拝の仕方”を学ぶ機会がありました。
今年もいよいよ大晦日を迎え、明日から2018年が始まります。
せっかく日本人として生まれたてきたので、神社の正しい参拝ができるようになろうではありませんか!
知らないと恥ずかしいし、知ってるとカッコいいかも!?です。
是非、ご一読ください ^ ^
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一礼してから鳥居をくぐる
まず神社を訪れた時に、一番最初に遭遇するのが”鳥居”です。
鳥居は必ずくぐる必要があります。(鳥居の横から神社に入らないようにしましょう ^ ^)
鳥居の先は神様がいる神聖な場所になるので、必ず一礼してから鳥居をくぐりましょう。
その際には、道の左側を歩く人は左足から、右側を歩く人は右足から足を踏み入れるようにします。
鳥居をくぐる瞬間から神様は見ているので、真摯な気持ちでくぐるようにしましょう。
参道は端を歩く
鳥居をくぐると、神殿に向かって”参道”が続きます。
この参道ですが、真ん中は神様のエネルギーが通る場所で”正中”と呼ばれています。
というわけで、参拝客である我々は参道の端を歩くようにしなければなりません。
大きな声を出したりせず、神社の敷地内を静かに内観しながら歩くようにしましょう。
神様は我々のことをず〜っと見てますから ^ ^
必ず手と口を清める
続いて手水舎(ちょうずや)で、必ず手と口を清めます。
なぜ手や口を清める必要があるのかというと、神様の近くへ行く前に、自分についている罪や穢れを少しでも洗い流すためです。
その際には「祓(はら)いたまへ、清めたまへ」と心で唱えると、より効果があります。
手と口を清める順番は次の通りです。
① まず手水舎に少しお辞儀をする。
② 右手で柄杓(ひしゃく)を取って手水をすくい、その手水で左手を清める。
③ 次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清める。
④ もう一度右手に柄杓を持ち替えて、左手に手水をためて、その水で口をゆすいで清める。
⑤ 次いで、左手をもう一度清める。
⑥ 最後に柄杓を立てて、残った水で柄杓の柄の部分を洗い流す。
⑦ 柄杓を元の位置に戻し、軽くお辞儀をする。
柄杓に口を直接つけるようなことは絶対にしないようにしましょう。
神殿前での注意点!お辞儀と拍手の仕方
神殿前にたどり着いたら姿勢を正し、最初に賽銭箱にお金を入れます。
ここで注意点があるのですが、お賽銭は決して投げ入れないようにしましょう。
神様に失礼のないように、賽銭箱にお金をそっと滑らすように入れるのです。
お賽銭を入れたら鈴を鳴らし、姿勢を正して2礼・2拍手をします。
礼は90度で、拍手は胸の前できちんと行います。
その後、手を合わせて神様に普段の暮らしの感謝の祈りをするのですが、以下に3つの注意点を挙げます。
① 自分の名前と住所を伝える。
② 神様への感謝の言葉を伝える。
※ 元気に生活できていること、参拝できたことへの感謝を♪
③ 自分勝手なお願い事はしない。
僕も①を初めて知ったのですが、神様にとっては参拝者の「個人の特定」がとても重要になるようです。
どこの誰がお参りに来たのか、神様もわかんないですよね?(笑)
感謝のお祈りが終わったら、最後に姿勢を正して1礼して終わりです。
神社を出るときに鳥居をくぐりますが、その時も向きを変えて軽く会釈をしてから境内を出るようにしましょう。
ちなみに寺院では手を合わせて合掌するだけでよく、拍手をする必要はないのでご注意くださいね ^ ^
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まとめ
それでは正しい神社の参拝の仕方をまとめてみましょう。
① 一礼してから鳥居をくぐる。
② 参道は静かに端を歩く。
③ 手水舎で手口を清める。
※ 左手→右手→左手に水をためて口→左手→杓子の順に清める。
④ 賽銭箱にお金をそっと入れる。
⑤ 鈴を鳴らして、2礼2拍手をする。
⑥ 手を合わせ、まず自分の名前と住所を伝える。
⑦ 次いで神様に感謝の言葉を伝え、最後に1礼する。
⑧ 鳥居を出る前も、境内に向かって1礼する。
以上の流れが正しい神社の参拝の仕方になります。
脳神経外科医をしていると、ゆっくり初詣に行く暇すらありませんでした。
例えば一昨年は、12月31日に救急当直で翌日の朝(1月1日)まで仕事をし、やっと家に帰る事ができると思ったらくも膜下出血の患者さんが搬送されてきて、そのまま緊急手術。もちろんその翌日も術後管理などで出勤です。
世の中には年末年始もフル稼働で働いている人たちがたくさんいるのです。
忙しすぎる毎日で自分自身を消耗しないように、時々神様の前で手を合わせて内省することも必要なのではないでしょうか?
『成功している人は、なぜ神社に行くのか? 』という本もありますが、読み終えたと同時に「よし神社に行こう!」という気持ちになれる良本なので、毎日の仕事に疲れを感じてるような方には是非おすすめしたいです♪
今年もあとわずかになりましたが、風邪を引かないようにお過ごしください。
皆様にとって来年が良い年になるよう、心からお祈り申し上げます♪
それではまた!