兵庫県民の僕が一年間だけ北海道に住んでみて、兵庫県とはやっぱ違うな〜!と思ったことを書きつづってみました。
兵庫県民のアキラッチョですが、実は手術の修行をするために北海道で一年間生活したことがあります。
それまでに旅行で何回か訪れたことはあったのですが、住んでみて兵庫県(本州南部)とはやっぱり大きな違いがあるな〜ということに気がつきました。
今回は、兵庫県民アキラッチョが見た雪国・北海道を”超”がつくほど主観的にレポートしようと思います。
冬の北海道旅行を考えている人、北海道へ転勤する予定の人は必見です ^ ^
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兵庫県と北海道の違い(”超”主観的ですみません)
それでは早速ですが、兵庫県と北海道の違いを”超”がつくほど主観的に書きつづってみます。
北海道の「雪」「道路」「家」「お店」「人」について、初めて知ったことや驚いたこと、そして鮮明に記憶に残っているような体験などを、とりとめもなく挙げていきます。
間違った認識があるかもしれませんが、その点に関してはご了承くださいm(_ _)m
雪
✅ 雪がまぶしい
✅ 雪が多い(一晩で何十センチとか普通)
✅ 雪のせいで顔が日焼けする
✅ 油断すると滑るので、みんな下を向いて歩いている
✅ フード必須(雪で傘をささない)
✅ 長靴必須
✅ メガネがすぐに汚れる
✅ 車が激しく汚れる
✅ 雪の壁ができて、周りが見えなくなる
✅ 雪が積もっても、嬉しくなって外で遊ぶ人がいない
✅ 普通の気温には「プラス」という言葉を必ずつける
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北海道といえば、やはり「雪」というイメージが強いです。
その雪の量ですが、とにかく半端なく降ってきます。そして容赦無く積もります。
北海道に引っ越した当日の話ですが、家の庭に2mくらいの雪が積もっていたので、嬉しくなって(蟻が巣を作るように)せっせと雪を掘り、巨大な雪の滑り台を作って遊びました。
そんな無邪気な関西人たちを、通りすがりの北海道民は”白い目”で見ていたはずです。
引っ越しするまでは「雪」=「遊ぶ」ものという認識でしたが、最後は「敵」と思えるほど憎らしいものへと変わっていきました。
ロードヒーティングのない中心街から離れた一軒家になると、雪かきも朝までに2回くらいしないと駐車場から車を出すことすらできません。
あと、冬場はマイナス○○度というのが当たり前だったので、0度を越える暖かい(?)日は必ず「プラス」という言葉をつけていました。
北海道ならではですね ^ ^
ちなみに僕が体験した最低気温はマイナス20度でした。寒さで顔が痛かったし、車のハンドルが冷たすぎて運転には手袋必須でした。
車のドアが凍りついて開かない!とか普通です。
そして、フロントガラスが凍ってても決してお湯をかけないようにしましょう。
お湯が瞬く間に凍りついてしまうので、あっという間に元どおり(以下の状態)になってしまうので・・・。
道路
✅ とにかく道がまっすぐ
✅ 信号が縦なので、見落としやすい
✅ 雪が降ると道路が何車線なのかわからなくなる
✅ 信号ではなぜか先頭車が端っこに停車する傾向がある
✅ 除雪した雪を置くスペースがあるので、冬以外は路駐しやすい
✅ そのお陰なのか(?)中心街でもあまり渋滞しない
✅ 左車線の方が混まない
✅ 雪が溶けたら、飛ばして走る車が多い
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北海道の「道路」をざっくりまとめてみると、とにかく”どこまでも真っ直ぐ”という一言につきます。
冬場は道路の脇に”除雪した雪”が高く積まれていくので、雪の多い年は”白壁の町”(岡山県倉敷市の美観地区ではありません)になってしまいます。
雪のせいで道も非常に狭くなるので、お互いゆずりあいの精神で超安全運転なのですが、冬が終わって雪が溶けると、人が変わったようにみなさん結構なスピードで走り始めます(笑)
北海道時代に手術を教えて頂いた上山博康先生 が、札幌市内は右折車がつっかえることが多いので、左車線を走ると混まないよとよく言われていました。
あの話は本当だったのだろうか?
今となっては謎です・・・。
家
✅ 家が古くても、全然寒くない
✅ 庭が広い(雪を捨てるためのスペースとして)
✅ 窓ガラスが必ず二重
✅ 玄関の前に雪をはらうための前室がある
✅ エアコンが無い
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家族全員で北海道に移住したので、どうしても広い一軒家が必要でした。
やっと見つけた一軒家ですが、札幌中心街から北へ遠ぉ〜く外れた築30年くらいのスウェーデンハウスで、もちろん木造建築です。
すきま風はないとしても、さすがに冬はちょっと寒いんじゃないのかな?と心配していましたが、家の中は全然寒くありませんでした。
セントラルヒーティングシステムといって北海道では家全体を温めるのが一般的で、はっきり言って本州の家の中の方が寒いくらいです。
あとはエアコンがないのにはびっくりしました。
夏場でもクーラーが必要ないくらい涼しいので、ほとんどの家にはエアコンが設置されていません。
まあでも正直言うと・・・夏はちょっと暑かったです(汗)
お店
✅ 魚売り場には見たこともないような魚が並んでいる
✅ 魚介類が安い
✅ チェーン店の居酒屋のホッケでも超肉厚!
✅ 回転寿しでも、カウンターの寿司屋並みのお寿司
✅ 野菜の値段が高い
✅ ガソリンが高い
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北海道といえば、やはりグルメのメッカと言っても過言ではありません。
僕は北海道のことをたった今から「グルメッカ」と呼ぶことにします。
とにかく魚介類が新鮮で豊富!
居酒屋や回転寿しでも、本州の料亭をしのぐような食材が使われていることもあります。
ちょっとスーパーへ行くだけでもロイズや六花亭のお菓子が売ってあるし、ジンギスカンは羊臭くないし、一年間住むだけでめちゃ太りました(笑)
でも僕の記憶が正しければ、野菜とガソリンの値段が高かったような気がします。間違っていたら申し訳ないです。
人
✅ 意外と薄着な人がいる
✅ 車の中でタバコを吸う人が多い
✅ 咳をしたらタクシーの運転手さんが必ずアメをくれる
✅ 怒っているように見える人が多いが、実はみんな優しい
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北海道の人って、特に冬になると声のトーンが下がって、なんだか怒っているように見えることがありました。
でも実はみなさんすごく心が暖かくて、優しい人ばかりです ^ ^
タクシーに乗っていてちょっとでも咳をしたら、タクシーの運転手さんが必ずと言っていいほど飴をくれました。
大阪のおばちゃんみたいですよね(笑)
大学生の頃、友人と一緒に自転車で道南旅行をしたことがあるのですが、ゆく先々で特盛りのウニをご馳走になったり、居酒屋で一緒になったおじさんが家に泊めてくれたりなどなど、本当にいい人が多いです。
一緒に働いていた病院スタッフのみなさんも、激務の中で僕のつまらない親父ギャグに付き合ってくれて、本当に感謝です(涙)
この場を借りて、あらためてお礼申し上げます。
禎心会病院 と道東脳神経外科病院 のみなさん、本当にありがとう!!
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また北海道に住みたいか?と聞かれたら・・・。
それでは「また北海道に住みたい?」って誰かに聞かれたら、こう答えると思います。
「旅行ならいいけど、住むのならやっぱり本州がいいかも」と。
住んでいた札幌に関して言えば、本州の中途半端な都会(どこ?)よりもよっぽど洗練されていて、お世辞抜きに本当に素晴らしい町でした。
でもやっぱり「雪」が大変です。
慣れたらそうでもないのかもしれませんが、毎日毎日しんしんと降り積もる雪を相手にしながら生活するということは、いろんな意味で重労働の連続です。
ですので僕は、スキーがしたかったら北海道 へ飛び、海で泳ぎたかったら沖縄 へ飛び、山登りがしたくなったら上高地 へ行くといった感じの生活を、これからも続けていこうと思います。
ちなみに飛行機チケットの検索は格安航空券予約サイト スカイチケット も参考にしてみてください ^ ^
それではまた!