「なんで小学校に行かなきゃダメなの?」って子供に聞かれ、自分なりにグダグダと考えてみた話

登校拒否

 

先日、うちの息子(小学5年生)に「なんで小学校に行かなきゃダメなの?」と、突然質問されました。

なんで?と聞かれても、小学校に行くことは国民の三大義務の一つだし、自分が子供の頃を思い出してみても小学校に行くことに疑問を感じたことすらなかったので、突拍子もない質問にタジタジとしてしまいました。

とにかく小学校に行きたくないし、行く意味を見出せないとも言い始めたのです。

まさか自分の子が登校拒否になるなんて・・・と若干ショックを受けつつ、彼の言い分を一つ一つ聞いてみました。

 

<うちの息子の言い分>

・学校に行かなくても家で勉強できると思う。

・塾の勉強の方が(難しくて)面白い。

・得意な水泳も、みんなと合わさなければならないので、水泳の授業が面白くない。

・歌うことを強要される音楽の授業が大嫌い。

・牛乳を飲むことを強要される。(ちなみに牛乳って全然健康に良い飲み物ではないので、我が家では一切飲まないようにしています。)

 

友達にいじめられるとか、勉強がいやだとか、そもそも学校というものを体が受けつけないといったような、いわゆる登校拒否の典型的な原因によるものではなく、むしろ彼なりに「前向きな考え」があっての登校拒否(登校疑問視)でした。

「学校に行きたくない!」という断固たる強い意志をもつ息子の姿に、むしろ我が子の成長を感じるようになったアキラッチョは「お前も立派な考えをもつようになったなあ〜」と目を細めて褒めていると、「変なところ褒めないで!」と奥さんに怒られてしまいました(笑)

息子の言い分をまとめてみると、「勉強でも運動でも自分はもっともっとしたいのに、クラスのみんなと足並みをぴったり合わせなきゃダメだし、やること全てを強要されるのが苦痛」ということになるでしょうか。

まあでも小学校ってそんなものだろう・・・と、特に疑問も感じることなく学校教育を受けてきた自分にとってはとても新鮮でした。

 

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まあでも小学校って・・・やっぱりそんなものだと思います(笑)

日本全国民が「読み・書き・ソロバン」をできるようになるというのが設立当初の一番の目的であって、勉強ができる・できないとか、運動が得意・不得意とか関係なく、すべての子供に同じ教育を提供するのが今も昔も小学校の役割なのです。

なので小学校の先生が悪いわけじゃないし、通っている子供が悪いわけでもないし、現時点ではそこに疑問をもっても仕方ないのかもしれません。

 

ただこれから未来永劫、何世代にも渡って全日本国民に「同じ教育」を施し続けるというのは絶対にヤバくて、どこかで大きく変えなければならないということは、みんな薄々感じていると思います。

うちの息子が勉強や運動がずば抜けてできる訳ではなく、小学校教育にはむしろ感謝しているくらいのレベルなのですが(汗)、息子の友人の中にはとてつもなく算数が得意とか、素晴らしい作文を書く能力があるとか、小学生離れした身体能力があるといったように、スーパー小学生がたくさんいます。

そんな能力の高い小学生を「義務教育」という名前の牢屋に閉じ込めて、ブロイラーのように育てている(というよりは、むしろ”飼っている”という表現がピッタリかも?)というのも事実です。

最も低いレベルの子に合わせて作られた教育カリキュラムを、めちゃくちゃ勉強できる子が何年にもわたって受け続けなければならないって、本当に”もったいない”の一言に尽きます。

 

古き良き時代より脈々と引き継がれている初等教育(要するに”変化ゼロ”ってことです)から目を背け、大学や企業の研究論文数が世界の国々にどんどん追い抜かれていることを「大問題だぁ!」って騒ぐ世の偉い人たちを見て、そりゃあんた当たり前だろとしか言えません。

というわけで日本の未来を救うために、これからの日本の義務教育のあり方を自分なりに考えてみました。

 

<これからの義務教育のあり方(案)>

① 授業は午前中のみで、給食を食べたらひとまず終了。

② 午後からは、個人個人で自由な活動をする。

 例えば・・・

(a)勉強が得意な子:学校や塾で受験勉強などに取り組む。

(b)スポーツが得意な子:所属するクラブチームなどでトレーニングをする。

(c)家業を継がなければならない子:帰宅して実際に仕事をしながら体で覚える。

(d)その他の子(ほとんどの子はこのカテゴリー):学校に残り、理解を深めるための復習授業を受ける。

 

勉強もスポーツも頑張りたい子なんかは(a)と(b)を組み合わせたスケジュールを組めば良いし、歌舞伎役者の家に生まれた子なんかはもちろん(c)で、早く家に帰って歌舞伎の練習をした方が絶対によいのではないかと勝手に想像しています。

 

その結果どうなるかと言うと、午前中の必要最低限の義務教育に加え・・・

勉強が得意な子(a)は、どんどん勉強できるようになり、今よりも優秀な研究者が育つ土壌ができる!

スポーツが得意な子(b)は、どんどんスポーツができるようになり、最終的には各スポーツの日本代表チームの強化にもつながる!

家業を継がなければならない子(c)は、自分の人生にとって必要のない勉強に無駄な時間を費やすことが減り、専門性の高い知識や経験をより早く身につけることができる!

そして、その他の子(d)は、午前中の授業でわからなかったことを、午後から復習中心の勉強をすることで理解が深まり、大学進学など人生のチャンスを膨らませることができる!

他にも学習塾やスポーツクラブ、専門学校などなど、新しい仕事(=”プー太郎”や”ニート”が働く場)を生み出すこともできるし、ブラック職と言われている学校の先生の負担を軽くすることができそうです。

 

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最後にもう一つ、小学校でのプログラミングや英語の授業が必修化しようとしていますが、これまたみんなで足並み揃えて(嫌でも)やって行こう!っていういつものパターンに陥ってしまいそうな予感がしてなりません。

プログラミングや英語なんて、やりたい子はやるし、やりたくない子はやらないし、そもそもそれを教える学校の先生もきちんと教えることができるのか?という疑問すらわいてきます。

アメリカなど欧米諸国の真似をして小手先の教育改革ごっこをするんじゃなくて、もっと骨格から作り直さなければならないんじゃないのかな〜?って、うちの息子の一言からグダグダ考えてしまいました。

ちなみにうちの息子ですが、それ以降、なにもなかったかのように毎日学校に通っているので、親としてはホッとしています(笑)

 

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ちなみにこの本は日本一のブロガー・ちきりんさん(超優等生)と、17歳で格闘ゲーム世界一になった梅原大吾さん(超???)の「教育制度」に関する対談をまとめたものですが、まったく正反対の人生を歩んできた二人の対談を読んでみて人生に正解なんてない!ってことが本当によくわかります。

とても面白い本なので、今の教育制度に興味のある方や、子育ての中で悩みを感じている方は、ぜひ一度読んでみてくださいね ^ ^

 

医師、アキラッチョ

それではまた!

 

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