太らないゼロ・コーラがなぜ甘いのか?—『めんそーれ!化学』盛口満 ★★☆

めんそーれ!化学――おばあと学んだ理科授業 (岩波ジュニア新書)
盛口 満
岩波書店
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沖縄の夜間中学で化学を教えることになった著者。生徒の多くは戦争で学校へ行けなかった、おばあたちだった。

化学式や計算ではなく、料理から化学変化とは何かを学び、石けんづくりから酸とアルカリの性質を知る—

おばあたちの昔話も飛び出して、化学の世界が実体験と重なってゆく。楽しい授業へ、めんそーれ(いらっしゃい)!

 

ゼロ・コーラって甘いのに、なんでカロリーゼロなんだろう?

長年、疑問に思っていた問題が、この本を読むことで解決することができました。

ショ糖(砂糖)の何百倍もの甘さをもつ人工甘味料の中には、人間が分解することができないものがあるそうです。

分解することができないので、腸から吸収してエネルギーにすることができずに、そのまま便になって排泄されてしまいます。

というわけでゼロコーラは「甘いのにカロリーゼロ!」なのだそうです。

  

他にも、炭水化物の塊である「イモ」から作られるコンニャクですが、このコンニャクがなぜカロリーが低いのか?という(こちらも)長年の疑問を解決することができました。

コンニャクのイモにはデンプンの代わりに「マンナン」と呼ばれる炭水化物が含まれていて、この「マンナン」は人間が消化することができない炭水化物なのだそうです。

消化できないので腸からの吸収もできず、食べてもカロリーになりにくくなります。

「マンナンライフの蒟蒻畑〜♪」っていう歌の「マンナン」って、消化吸収されない炭水化物の名前だったということも初めて知りました。

ちなみにコラーゲンたっぷり「こんにゃく麺」というような、コンニャクダイエット食品もあるみたいですね ^ ^

(痩せそう〜!)

  

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というわけで、ダイエットに関することばかり注目してしまったのは、最近僕自身が正月太りしてしまったからだと思います(笑)

もちろん、他にも面白い身近な化学の話がたくさん紹介されています。

戦争で義務教育を受けることができなかった沖縄のおばあでも(失礼な意味ではありません)理解できるような非常にわかりやすい言葉で説明されているので、うちの小学生の子供や、化学が大の苦手の奥さんにも読んで聞かせてあげても「へぇ〜!」「へぇ〜!!」の連発でした。

読み物としても面白い本なので、「化学」や「ダイエット」に少しでも興味がある方は、ぜひ一度読んでみてくださいね ^ ^

 

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盛口 満
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医師、アキラッチョ

それではまた!

 

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