ぶらり♪冬の沖縄旅行

有給休暇を頂き、平日に夫婦で2泊3日の沖縄旅行に行ってきました。
沖縄本島を訪れたのは今回で4回目になりますが、それまでの沖縄旅行ではリゾートホテルのプールや海でしか遊んだ経験しかなく、きちんとした沖縄観光をしたことがありませんでした。
というわけで今回は、「コテコテの沖縄観光」というものを楽しもう!という突然の思いつきから、塾や習い事のある子供たちを家に残し、アキラッチョ夫婦は沖縄へと旅立ったのです。(ゴメン・・・)
ちなみに今回の旅費ですが、最低価格を追求した結果、以下の通りになりました ^ ^
【沖縄旅行の基本代金(大人2人)】
✅ 往路(神戸→那覇)ANAスーパーバリュー:19,000円
✅ 復路(那覇→神戸)SKYいま得:13,600円
✅ COMMUNITY&SPA 那覇セントラルホテル(2泊):14,000円
✅ レンタカー(オリックス美栄橋駅前店、1日のみ):2,700円
合計金額は49,300円です。(チャリ〜ン♪)
同じ旅行パックを○天トラベルで見てみると60,000円だったので、やっぱり旅行は自分で組んだ方が圧倒的に安くすみますよね ^ ^
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というわけで、沖縄に到着しました ^ ^
ゆいレール(沖縄のモノレール)を使い、国際通りの近くにあるホテルへ早速チェックインです。
夕食まで時間がたっぷりあったので、定番の国際通りをぶらぶらと観光し、沖縄の焼き物がそろう「壺屋やちむん通り」へと足を運びました。

賑やかな国際通りとはうって変わり、「壺屋やちむん通り」はゆっくりとした沖縄時間が流れる場所でした。
石畳の通りには、沖縄の焼き物店が何軒も並んでいます。

同じようなお店が並ぶ中、このアルパカ君のいる「UTSUWA チャタロウ」さんは品揃えも豊富でした。
伝統的な”やちむん”だけでなく、おしゃれな器などもたくさん置いてあり、見ているだけでも本当に楽しくなります ^ ^

夜は国際通りにある楽しそうな沖縄料理のお店を、行き当たりばったりで選びました。
ミキティ&ぐっしー(元ゆず2018)さんの沖縄民謡ライブを楽しみながらの沖縄料理は本当に格別です。
とりあえず「沖縄に来たぁ〜!!」と実感することのできる初日になりました ^ ^
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2日目の朝を迎えました。
ありがたいことに天気は快晴でした ^ ^
今回の沖縄旅行は「戦争について学ぶ」というのが僕の中での重要なテーマです。
早速ホテルの近くで事前に予約していたレンタカーを借りて、戦争に関する資料館を巡ることにしました。

国際通り付近から出発し、沖縄南部を時計と反対回りにぐるっと一周する車の旅の始まりです。
まずは今回の一番の目的地である「対馬丸記念館」に到着しました。
対馬丸は学童集団疎開の子供たちをたくさん乗せて、昭和19年8月21日に那覇港を出港した船ですが、翌日の夜にアメリカの潜水艦ボーフィン号の魚雷攻撃で海に沈められました・・・。
この壁の写真は、その時に亡くなった子供たちの一部です。

亡くなった子供たちのランドセルなども展示されていました。
一番驚いたことは、この対馬丸記念館にアメリカ人の姿を見たことです。
多くの子供たちの命を奪った「敵国」と紹介されているにも関わらず、真剣な眼差しで資料をじっくりと読んでいました。
敵も味方もなく、今現在を生きる我々が、きちんと過去の戦争について学ぶことが一番重要なんだと感じました。
【動画】対馬丸を知ろう!『海よ、命よ…』
対馬丸記念館を後にし、次の目的地は「ひめゆりの塔」です。
アメリカ軍のガス弾攻撃によって、多くのひめゆり学徒隊が命を落とした伊原第三外科壕が不気味な口を開いています。

この穴の奥で、多くの若い女子生徒が実際に命を失ったと思うと、なんとも言えない切ない気分になります・・・。
2004年にリニューアルした「ひめゆり平和祈念資料館」ですが、実際に使われていた医療器具などをはじめ、ひめゆり学徒隊に関する資料が多く展示されています。
実物大で再現された「伊原第三外科壕(ひめゆりの洞くつ)」は、まさに圧巻でした。
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気持ちが少し(というかかなり・・・)落ち込みましたが、気を取り直してランチタイムです。
ひめゆりの塔の近くにあるレストランで、とりあえず沖縄定番の「肉そば(沖縄そば)」を食べました ^ ^

そしてひめゆりの塔から道を挟んで真向かいにある「優美堂」で、一日1,000個以上も売れることがあるという「かぼちゃ入りサーターアンダギー」を食べました。
揚げたてのサーターアンダギーをその場で食べることができるのですが、これは本当に美味しいです!!
ひめゆりの塔に行った際には、ぜひ一度食べてみてください ^ ^

お腹いっぱいになったところで、次の目的地「ガンガラーの谷」へ向かって出発です。
沖縄ブルーの海を眺めながら、海岸線の道をのんびりドライブです。
10分くらい車を走らせるとガンガラーの谷に到着しました。
ガンガラーの谷の入り口は、写真のように洞窟カフェ(CAVE CAFE)となっていました。

「いや〜、すごいなぁ!」の一言です ^ ^
ガンガラーの谷ツアー(大人:2,200円、保護者同伴の中学生以下は無料)にその場で申し込みました。
現在進行形で発掘作業が行われているため、ツアー客でなければ内部に入れないことになっています。
「生命の神秘をたどる旅」ができるということで、出発前から本当にワクワクします。

ガイドは地元沖縄出身で、のんびりした口調のお姉さんでした ^ ^
このような鍾乳洞の中を、ランプで照らしながら探検します。

こちらは森の賢者「大主(ウフシュ)ガジュマル」です。
とりあえず、めちゃデカイ!!
そして圧倒的な包容力を感じさせます。
ガジュマルが垂れ下がった根っこで移動していく(ガジュマルが歩く)ってことも初めて知りました ^ ^

約1時間20分のツアーが、あっという間に終わってしまいました。
みんなが飲んださんぴん茶の水筒を肩からかけて、スタート地点に戻って行くガイドのお姉さんに別れを告げ、出口付近にあった売店で沖縄限定のブルーシールアイスクリームを食べました。

それにしても冬だというのに沖縄の海は本当に美しいです。

ハイビスカスも咲いています。
こんな綺麗な自然を破壊し、沖縄県民の意見を無視してアメリカ軍の基地を作る日本政府って、同じ日本国民なのに本当に残念な気持ちになります・・・。

お次は世界文化遺産にも認定されている「斎場御嶽」に立ち寄ることにしました。
読み方は「せーふぁーうたき」です ^ ^

琉球王国最高の聖地というだけのことはあって、気の流れが半端ないです。

巨大な岩と岩によってできた三角形のトンネルがありました。
大岩のところどころに小さな穴が開いていたのですが、小さくて綺麗な珠が入っている穴を発見しました。
(見つけれるかな〜?)

このような神聖な場所にも、沖縄戦の傷跡が残っています。
こちらは飛んできた砲弾でできた「艦砲穴」です。
一発でこの破壊力のある砲弾が「鉄の暴風」と形容されるくらい沖縄本島に撃ち込まれたとのことです。

そしてこちらは砲台の跡地です。
敵国アメリカ軍の艦隊がいたとはいえ、目の前に広がる沖縄ブルーの美しい海に向かって大砲をバンバン撃っていたと思うと、非常に残念な気持ちになります。
今回の旅行では、沖縄戦の傷跡をたくさん見学することができました。
沖縄の悲惨な歴史を知ることで、これから自分たちが進むべき方向をしっかりと見据えていかなければならないと感じました。
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さて、沖縄旅行2日目の夜です。
今回の沖縄旅行では最後の晩餐になりますが、国際通りから少し脇道に入った場所にある隠れ家的なお店「Dining IZAKAYA てぃーだんぶい」さんで夕食をすることにしました。

まずはオリオン生ビールで乾杯し、早々から定番泡盛の「残波」をボトルで注文しました。
(ちなみに一晩で飲み干しましたw)

今までに食べたことのないようなプリップリの海ぶどう(580円)です。
定番の沖縄料理だけでなく、こだわりの料理や創作料理などのメニューもかなり豊富です。
国際通りに面するお店は観光客ばかりでしたが、こちらのお店はむしろ地元民の方が多いくらいです。
それだけ実力があるお店だと判断できますよね ^ ^

こちらはフーちゃんぷるー(580円)です。
どこの沖縄料理のお店に行っても、僕はこのフーちゃんぷるーを好んで食べます。

おそらくアグー豚?(価格:忘れました)です。
もうこの頃には夫婦共々、かなりいい具合に酔っ払っていました(笑)
こじんまりとしていて隠れ家的で、それでいて料理もお酒も大変美味しくサービスも行き届いたお店でした。
もし「アキラッチョおすすめの一軒」という企画をするのであれば、間違いなく紹介したいお店の一つです。
ご馳走様でした〜♪
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3日目、最終日です。
泡盛ってあれだけ(どれだけ?)飲んでも二日酔いにならないって、本当に素晴らしいお酒だと実感しました(笑)
そして飛行機の時間まで少し時間があったので、ホテルから歩いて「ポークたまごおにぎり本店」に立ち寄ってみることにしたのです。

時おり雨が降る不安定な天気でしたが、さすがは知る人ぞ知る名店です!
店の前には早朝から大行列ができていました!(汗)
沖縄の新ソウルフード「ポークたまごおにぎり」発祥の地とあって、国際通りを観光する際には外せないお店の一つです。

おそらく30分くらいはゆうに並んでいたと思われますが、待った甲斐がありました。
こちらスタンダードメニューの「あぶらみそ」ですが、定番メニューがやっぱり一番美味いです!
今回の沖縄旅行のシメは「ポークたまごおにぎり」となりましたが、久しぶりの沖縄料理を思う存分楽しめただけでなく、沖縄戦についても多くの学びがありました。
たまには真面目に旅行するのもいいものですね〜 ^ ^
(あれだけ泡盛飲んどいてよく言うよ…w)

それではまた!
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