”魚の目削り王”に!!! 僕はなる!!!!

魚の目削り

 

つい、最近の話です。

僕は、とある高齢の女性患者さん(=Aさん)に、足の裏にできた「魚の目削り」のご指名を受けるようになりました。

Aさんは「魚の目削り」で来院されるたびに、次のように言われます。

「先生の魚の目削りは、全然痛くないから安心やわあ。もう他の先生にはかかりたくないんや。本当に痛くて痛くて・・・ひどいことされるんやぁ!」

そのようなAさんの”いつもの話”に相槌を打ちながら、僕はカミソリで丹念に魚の目を削ります。

 

削りが甘いとすぐに再発するし、かと言って削りすぎると、まさに”身を切られる”ような激痛が走り、出血させてしまう場合もあります。

忙しい外来診療の合間に「魚の目削り」をするのは、時間的に余裕がない場合もあります。

それでも僕は全ての患者さんに「極上の魚の目削り」を提供できるように、毎日努力を積み重ねてきました。

そして僕はついに!患者さんからご指名を受けるまでの「魚の目削り」職人になれたのです!!

 

イチロー選手が、感動の引退会見の場で次のようにコメントしていました。

 

人より頑張ることなんて、とてもできないんですよね。

あくまでも秤(はかり)は自分の中にある。それで、自分なりにその秤を使いながら、自分の限界を見ながら、ちょっと超えていく…ということを繰り返していく。

少しずつの積み重ねでしか、自分を超えていけないという風に思うんですよね。

 

本当にその通りだと思います。(さすがイチロー)

脳神経外科の最前線で働いていた3年ほど前までは、脳の手術で僕を指名してくれるような患者さんもいました。

でも今ではそのようないわゆる「花形の仕事」から遠ざかり、田舎の病院で細々と「魚の目削り」の毎日です。

でも僕は、そんな状況だからこそ、心に秘めるものもあります。

 

土臭い田んぼの中に立ち

 

吹き抜ける瀬戸内海の風に吹かれながら

 

目の前にそびえ立つ緑の山々に向かって

 

声を大にして力一杯に叫びたい!

 

”魚の目削り王”に!!!

僕はなる!!!!

 

現場からは以上です ^ ^

 

医師、アキラッチョ

それではまた!

 

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