生涯に一度は読みたい古典—『歎異抄』唯円・親鸞 ★★☆

歎異抄 (光文社古典新訳文庫)
光文社 (2013-12-20)
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「アミダ如来はんにいただいた信心を、おれのもんやいう顔で取り返そういうのんは、ホンマにアホらしいことやで」

「ホトケはんやお寺さんへのおフセが多い少ないで、大きなホトケや小っさいホトケになるんやいうのは、こりゃあ、ケッタイな説や」

天災や飢饉に見舞われ、戦乱の収まらない鎌倉初期の無常の世にあって、唯円は師が確信した「他力」の真意を庶民に伝えずにはいられなかった。親鸞の教えをライブ感溢れる関西弁で!

 

『歎異抄』は、約800年前に親鸞の弟子・唯円によって書かれた古典ですが、僕の大好きな作家・司馬遼太郎をもってしても「無人島に一冊だけ本を持って行くなら『歎異抄』だ」と言わしめるくらいの名作古典です。

名作古典ともあって、数多くの著者によって現代語に翻訳されていますが、その中でも今回紹介する『歎異抄』は、コテコテの関西弁で翻訳されているという異色中の異色な『歎異抄』なのです。

まさに「ナンバーワンにならなくてもいい」けど、「もともと特別なオンリーワン」的な存在を地で行く『歎異抄』になっていると思います(笑)

 

親鸞の教えは、法然のように「ただひたすら南無阿弥陀仏を唱える」という浄土宗の教えからさらに進化し、「全て自力でおこなう修行」や「戒律を守る」ことを否定し、完全に「他力の救い」を願うこと(=他力本願)だけに専念しようぜ!!というものになっています。

「善行を積む」とか「悪行を行わない」といったような、一般的な道徳観や倫理観から超越した教えとなっています。

(間違って理解していたらゴメン・・・)

 

関西弁が苦手な人にとっては若干”苦痛”を伴うかもしれませんが、僕にとっては馴染み深い関西弁のおかげで、とても理解しやすい内容となっています。

まあでも平成最後に読む本が『歎異抄』って、ちょっとシブいかもしれませんね(笑)

ちなみにkindle unlimitedを利用しているおかげで、この本も【無料】で読むことができました ^ ^

 

【kindle unlimitedコスパ高すぎ✨】

  

「令和」の時代になっても、どんどん本を読んで教養を深めていこうと思います。

 

医師、アキラッチョ

それではまた!(さよなら”平成”〜)

 

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