世界のニュースが2時間でわかる!『知らないと恥をかく世界の大問題』池上彰 ★★★
角川SSコミュニケーションズ
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リーマン・ブラザーズの破綻で始まった世界金融危機。その後、日米ともに政権交代が実現し、金融危機後の新しい世界の在り方が模索されている。そこで、日本はもちろん、世界におけるさまざまな問題点をとりあげ、その中身を理解し、来たるべき新しい時代の世界の潮流を読み解く。
「スーパーマリオブラザーズ」ならよく知っているんだけれど、「リーマン・ブラザーズ」って一体なんなのだろうか?
正直言って、僕はこのレベルの人間でした(笑)
医者という仕事をしていると、忙しすぎて世の中のことを学ぶ機会が少なくなってしまい、社会人として”無知”のレベルまで陥ってしまった人間が(僕を含めて)ゴロゴロいます・・・。
また医者という仕事が”世の中の景気にほとんど左右されない仕事”であるということも、医者の無知化に追い討ちをかけているのかもしれません。
逆に血眼になって世の中の情報収集しているお医者さんって、本業である「医者」以外の仕事(株とかFXとか)でお金を稼ごうとしている人がほとんどなのかもしれません。
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そんなことはさておき、世の中のことをあまりよくわかっていない人たち(=アキラッチョのような人間)に是非おすすめしたいのが、今回の記事で紹介する『知らないと恥をかく世界の大問題 (角川SSC新書) 』シリーズです ^ ^
わかりやすいニュース解説で定評のある池上彰氏が、今の世の中が抱えている大問題を非常にわかりやすくズバっと核心に迫って解説してくれるという素晴らしい本です。
この本を読んでみて、例えばアキラッチョがどんなことを初めて知ったかというと・・・
✅ インドでIT産業が急激に発展した理由は、カースト制度の縛りを受けないため、身分に関係なく誰でもITの仕事につくことができたからである。
✅ ラオスでは政治的な安定を図るために、国民に本を読ませないという「愚民化政策」を行なっている。
✅ トウモロコシから作られるバイオエタノールは地球環境には優しいが、食料不足という新たな問題を生ずることになった。
といったレベルの話になります。(恥ずかしながら・・・)
普段から新聞を読んだりニュースを聞いたりしている人にとっては常識的なことばかりかもしれませんが、無知のアキラッチョにとっては「へぇ〜!!」の連続でした。
他にも今まであまりよく理解していなかった「パレスチナとイスラエルの関係」とか「新疆ウイグル自治区」のことなども、何が原因で紛争が起こっているのかということもよくわかりました。
世界の大問題というよりは一般常識をゼロから学ぶためには、最良の本だと思います。

というわけで、Amazonで大人買いをしてしまいました ^ ^
とは言ってもすべて古本なので、一冊1円とか2円(+送料)のレベルです(笑)
こんなにわかりやすく解説してくれている本は他にはないと思うので、ちょっと自分も世界の問題について勉強しようかなあ〜と思い始めた方は、ぜひこの『知らないと恥をかく世界の大問題 (角川SSC新書) 』シリーズを読んでみてくださいね ^ ^

それではまた!
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