寝たきり状態の患者さんは体を自分で動かすことができないため、血流不足で皮膚が壊死してしまう「褥瘡(じょくそう)」という病変ができやすくなります。
僕が勤務している病院では、褥瘡を治療するために「CP10」という栄養補助飲料を飲んでいただいているのですが、このCP10を飲んでいる患者さんのお肌がツヤツヤになったということで、看護婦さんの間で”美容効果”への期待がにわかに高まっています。
今回は、褥瘡治療に使っている栄養補助食品「CP10」についてのお話です ^ ^
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栄養補助食品「CP10」飲んで、お肌がツヤツヤになった褥瘡のおばあちゃん
つい先日の話です。
午前中の外来診療が終わり、ホッと一息ついて看護婦さんと雑談していると、ひょんなことから「美容」の話になりました。
会話の内容は以下の通りです。
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Ns.「先生、そういえば褥瘡の治療で使ってる”CP10”って知ってますか?」
ア「いや、知らないけど、それがどうしたの?」
Ns.「えーっ!知らないんだ!今うちの看護師の中でめちゃくちゃ有名なんですよ!」
ア「そうなの?全然知らなかった。でもなんで有名なの?」
Ns.「なんかね、CP10を飲んでいる患者さんのお肌がツヤツヤになってきたっていう話で」
ア「へー!そうなんだ〜!でも褥瘡治療に使ってるくらいなら、お肌も再生するかもね〜」
Ns.「でしょ!だからね、看護師みんなで一緒に注文してみたんです!」
ア「えっ!?みんなで買ったの?」
Ns.「そうですよ♪本当にお肌がツヤツヤになるか、みんなで飲んでみることにしたんです!」
ア「・・・そういえば皆さん、最近なんかみんなの肌が綺麗になってきたような・・・」
Ns.「でしょ!!!先生、やっぱ見る目あるわ〜!みんなにも言っとくね!」
ア「・・・あ、はぃ・・・」
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と、こんな感じの会話が診察室の中で繰り広げられました。
看護師さんがみんなで箱買いしたみたいで、僕も一本おすそ分けしていただきましたが、冷やして飲んだ方が美味しいということなので自宅の冷蔵庫の中で冷やしている最中です ^ ^
「褥瘡」というのは俗に”床ずれ”と呼ばれている皮膚の状態のことですが、病気で寝たきり状態になってしまった患者さんのお尻などにできます。
寝たきりの患者さんは自分で体を動かすことができないため、体重による圧迫によってお尻や背中の皮膚の血流が悪くなります。
そのため十分な酸素や栄養が皮膚に行き届かなくなり、皮膚組織が壊死して赤くなったり潰瘍ができてくるのです。
ちなみに褥瘡ができやすい人の特徴を以下に挙げてみましょう。
【褥瘡ができやすい人】 ✅ 高齢者 ✅ 痩せている ✅ 食事量(栄養量)が少ない ✅ 糖尿病がある ✅ 抗がん剤やステロイド治療中 |
もし褥瘡ができてしまった場合には、皮膚の栄養を増やすために、基礎代謝量の約1.5倍のエネルギー量が必要になります。
そして皮膚を作る材料となるコラーゲンなどのタンパク質や、皮膚を修復するために必要なビタミンとミネラルを十分摂取する必要があります。
これらすべての要素が十分に含まれている栄養補助飲料が「CP10」なのですが、褥瘡の治療だけでなく美肌効果も期待できるのは医学的にも納得ができます。
いつまでも美しくいたい!という女性だけでなく、いつまでも若々しくいたい!という男性にとっても「CP10」はとても優れた栄養補助飲料だと思います。
褥瘡治療中のおばあちゃんの肌で実証済みなので、お肌の悩みを抱えている方は一度試してみても良さそうですね。(うちの病院の看護師さんたちは箱買いしましたw)
30本入りのセットがAmazonでも購入できるので、気になる方はぜひどうぞ ^ ^
これからも若々しいお医者さんでいられるように、僕も早速ためしてみようと思います ^ ^
それではまた!